taionについて

taionは医療求人メディアです。
 
運営は、救命救急センターを持つ救急病院に勤務する内科医が行なっています。
これまで、大学病院、在宅支援診療所、公立病院など様々な医療現場で働いてきました。日々、悩みながらも全力で医療に取り組み、気がつけば医師になり20年が経ちました。
 
働くとはなんだろう。
 
考えても答えはなく、考えることに意味はない気もします。
しかし、恥ずかしながら今でも考え続けています。
 
そんな悩みの多い内科医ですが、医師としての仕事をすると同時に、地域医療連携の仕事にも携わっています。そのため、他の医療機関を訪問する機会が度々あります。そして、いい医療機関、いい医療人にたくさん出会いました。
 
そして出会ったヒトたちが、ともにハタラク仲間を求めていることを知りました。
 
そのような経験から、想いを持った医療人と医療人をつなぐことが出来たらいいなと思うようになりました。人と人をつなぐことで、よりよい医療のお手伝いができるのではないか、そんな想いもあります。
 

初めて訪れたのは、高知県土佐清水市の渭南病院でした。
四国の最南端、ジョン万次郎の生まれた地です。その日は台風が近づき、数日前から天候が悪かったのですが、奇跡的に病院を訪れた日は晴天でした。
さい先がいいな、と感じたことを覚えています。翌朝は大雨でした。
 

四国最南端の地で、地域医療を誠実に実践している人たちに話を聞くことが出来ました。そのとき聞かせていただいた話は、ありがちな苦労話や感動話ではなく、仕事としての地道な日々の積み重ねでした。

渭南病院 溝渕敏水院長

訪問が縁で私自身が月2日間、渭南病院で当直を含めた仕事を始めました。
地域の医療を守りたいという人たちの想いに触れながら、医療を通じて地域の人々の生活を感じることが出来ています。
 

その後も全国を訪れ、これまで多くの人たちに出会いました。
一人一人が魅力的なリーダーでした。
 
自身のこれまでのキャリア、仕事に対する想いやビジョンを語ってくれました。
時には悩みも聞かせていただきました。
それぞれが自分自身の言葉を持っていて、自分の言葉で語ってくれました。
その言葉に触れている間は、本当に心地良いひと時でした。
 
語られた言葉のなかに、「働くとはなんだろう」の答えもあるような気がしています。

横浜新都市脳神経外科病院  森本将史院長

共通するのは、医療を通じて人と地域に貢献したいという想いでした。
働く場所や環境は異なりますが、想いは同じでした。
そこに嘘はありませんでした。
 
しかし同時に、その想いを実践していくことがいかに大変かも感じました。
そのためにも、もっと仲間が欲しい。もっと仲間いればもっといい仕事が出来る。そんな声も聞きました。
 
頑張っている人たちの想いを聞き、伝えたいと思います。
人と人の間に立ち、人と人をつなぐことが出来たらどんなにいいだろう。
そんな気持ちで、この旅を続けていきたいと思っています。
 
ヒトとハタラク。これからもtaionをよろしくお願いします。

taion いちかわひろもと

シェアする